私たちのまち浦安は四分の三が埋立地で、交通手段や住宅などが整備されてとても便利で近代的な町ですが、緑が多く公園や街路樹などまちづくりの時に植えられた木は大きく成長し、私たちの生活にうるおいを与えてくれています。
また、そこには、都会に生活スタイルを合わせてきた鳥たちがやってきて、私たちの周りを飛び交っています。
浦安市は東京湾に突き出す形で埋め立てられて完成し、地理的に葛西臨海公園と三番瀬(さんばんぜ、行徳・船橋沖に広がる浅海域)を分断する形態になっています。
また、主に水害防止の観点から、海辺の町であるにもかかわらず陸と海は構造物に分断されて海辺には容易に近づけません。
しかし海は世界とつながっていて、北極海からオーストラリアまで旅する水鳥たちが浦安へ立ち寄ります。
市内は住宅やマンションが立ち並び自然が乏しく見えますが、2016年度の調査では年間100種を超える野鳥が観察されています。
最も身近な野生生物である野鳥を通して、野生生物とともに生きることを実感し、海辺の町浦安にふさわしい自然環境復元とは何かについて、市民とともに考えて行きます。
浦安野鳥の会は、毎月第3土曜日に活動を行っています。
入会資格は特にありませんし、観察に特別な道具も必要ありません。
生き物が好き・身近な野鳥を知りたい・お散歩する動機が欲しい・・・
ちょっとしたきっかけで、街が変わって見えることでしょう。 皆様のご参加をお待ちしております。
1.毎月1回程度、市内で野鳥観察活動を行う。
2.浦安市内の野鳥の生息状況を調べる。
3.年に一度、状況報告書を作成する。
4.水辺環境を学ぶため、他の地域を訪ねる。